HEIC to JPG変換ツール
iPhoneで撮った .heic の写真を、JPGにまとめて変換します。
処理はブラウザの中だけで行うため、写真がサーバーに送信されることは一切ありません。
HEICを変換する
1. HEICファイルを選ぶ
ここにHEICをドラッグ&ドロップ
またはクリックしてファイルを選択(.heic / .heif・複数可)
ファイルを選ぶと自動で変換を始めます。1枚あたり数秒かかることがあります。
2. 出力の設定
迷ったらJPGのままで問題ありません。
90%前後なら元の写真とほぼ見分けがつきません。PNGでは指定できません。
Webに載せる用途なら1,600px前後で十分です。空欄なら縮小しません。
HEICとは何か
HEIC(ヒーク)は、iPhoneやiPadで写真を撮ったときに標準で保存される画像形式です。正式にはHEIF(High Efficiency Image Format)と呼ばれ、JPGと同じ画質でファイルサイズがおよそ半分になります。iPhoneのストレージを節約するために、Appleが2017年のiOS 11から標準採用しました。
問題は、対応している環境がまだ限られていることです。Windowsのパソコンに写真を送っても開けない、取引先にメールで送ったら見られないと言われた、ブログやフリマアプリにアップロードできない——こうした場面でJPGへの変換が必要になります。
このツールの使い方
- HEICファイルをドラッグ&ドロップするか、枠をクリックして選びます。複数まとめて選べます。
- 自動で変換が始まります。初回だけ変換エンジンの読み込みに少し時間がかかります。
- 1枚ずつ「保存」を押すか、「ZIPでまとめてダウンロード」で一括保存します。
- 画質やサイズを変えたい場合は設定を変更し、「この設定で変換し直す」を押してください。
iPhoneから直接この画面を開いて変換することもできます。写真アプリから共有せず、Safariでこのページを開いて「ファイルを選択」からカメラロールを指定してください。
そもそもiPhone側でJPGのまま撮る設定にする
毎回変換するのが面倒な場合、iPhoneの設定を変えれば最初からJPGで保存できます。
- iPhoneの「設定」を開く
- 「カメラ」→「フォーマット」を選ぶ
- 「高効率」から「互換性優先」に変更する
これ以降に撮影した写真がJPGで保存されるようになります。ファイルサイズは大きくなりますが、どの環境でもそのまま開けます。すでに撮影済みの写真は変換されないので、それらはこのツールをお使いください。
また、パソコンへ転送するときだけJPGにしたい場合は、「設定」→「写真」→一番下の「MACまたはPCに転送」で「自動」を選んでおくと、転送時に互換性のある形式へ変換されます。
WindowsでHEICを開けるようにする方法
変換せずにWindowsでHEICを見たいだけであれば、Microsoft Storeから「HEIF 画像拡張機能」を導入すると、フォトアプリやエクスプローラーでサムネイルと画像が表示されるようになります。
ただし、これはあくまで閲覧できるようになるだけです。HEICのままでは、対応していないソフトへの取り込みや、Webサイトへのアップロードはできません。人に渡す予定があるなら、JPGに変換しておくほうが確実です。
形式ごとの使い分け
| 形式 | ファイルサイズ | 対応環境 | 向いている用途 |
|---|---|---|---|
| JPG | 普通 | ほぼすべて | 人に渡す、印刷する、どこでも開けるようにしたい |
| WebP | 最も小さい | 現在のブラウザ全般 | 自分のWebサイトに載せる。表示速度を優先したい場合 |
| PNG | 大きい | ほぼすべて | 文字やスクリーンショットを含む画像。劣化させたくない場合 |
| HEIC | 小さい | Apple製品が中心 | iPhoneの中に置いたままにする |
Webサイトに載せる目的であれば、JPGよりWebPのほうが軽く済みます。詳しくはWebPのメリット・デメリットで解説しています。表示速度そのものを見直したい場合はWordPressが重い・表示速度が遅い原因と改善策もあわせてご覧ください。
よくある質問
写真はサーバーにアップロードされますか?
いいえ。すべてブラウザの中だけで処理しています。写真がネットワークに送られることはないため、家族の写真や仕事の資料でも安心してお使いいただけます。
枚数や容量に制限はありますか?
ツール側での制限は設けていません。ただしHEICの読み取りは端末の処理能力を使うため、一度に何十枚も入れると時間がかかります。10〜20枚ずつに分けると安定します。
変換に失敗する写真があります。
Live Photos(動画つきの写真)や、一部のバースト撮影の写真は、構造が通常のHEICと異なるため変換できないことがあります。その場合はiPhoneの写真アプリで一度編集して保存し直すと、通常のHEICになって変換できるようになります。
写真の向きが変わってしまいます。
HEICには撮影時の向きの情報が含まれています。変換時にこの情報を反映していますが、稀に元の向きと異なる場合があります。その際はお手数ですが、保存後に画像編集ソフトで回転させてください。
撮影日時などの情報は残りますか?
変換後のファイルには、撮影日時や位置情報といったExif情報は引き継がれません。位置情報を消したうえで人に渡したい場合はむしろ好都合ですが、記録として残したい場合は元のHEICも保管しておいてください。
初回だけ読み込みが遅いのはなぜですか?
HEICを読み取るための変換エンジンを、最初にファイルを選んだ時点で読み込んでいるためです。ページを開いただけでは読み込まないようにしているので、2枚目以降はすぐに変換が始まります。